海外FXで口座凍結があるって本当?
噂の真相と原因・解除法を徹底検証
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海外FXでは口座凍結される場合があると噂されていますが、実際はどうなのでしょうか?
噂が本当なら由々しき問題ですが、まずは真実を確かめることが先決でしょう。
というわけで今回は、海外FXの口座凍結について調べてみました。
口座凍結が起こる原因や起こった場合の解除方法、そもそも口座凍結を回避するためのポイント、安心して利用できる海外FX業者についても紹介しています。
海外FXで安全かつ快適にトレードしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
まず、海外FXの口座凍結については、ユーザーの間で以下のような指摘がなされています。
海外FXは2000万以上勝つと口座凍結されるよ。
— あおい (@abc777xxx) July 16, 2020
個人の注文なんてインターバンクに飛ばさないからね。
上記はツイッターのコメントですが、海外FXでは儲けすぎると口座凍結になると述べられています。
実はこのような噂は他にもあって、同様の指摘をしている人は少なくありません。
普通に稼いでいる分にはいいけど、一定の水準を超えたら業者に警戒されて口座凍結される‥というわけですが、これらの噂や指摘は本当の真実でしょうか?
結論からいって、海外FX業者における口座凍結の噂は半分は嘘で半分は真実ということになります。
どういうことかというと、利用者が多く安全な海外FX業者を利用したとしても悪質な口座凍結はないものの、状況によっては口座凍結される場合もあるということです。
実際に運営を行っている海外FX業者も、その点は否定していません。
海外FX業者の中でも人気が高いGEMFOREXとXMに対して「口座凍結はあるのか?」といった趣旨の問い合わせをしてみたところ、次のような回答が得られました。
GEMFOREX
XM
儲けすぎたら口座凍結されるという噂に対しては…
もちろん上記回答のケースでは、業者独自のルールに基づく処置であり、悪質な口座凍結に該当するものではありません。
また、上記の口座凍結はあくまで“優良な海外FX業者を選んだ場合”であって、海外FX業者の中には詐欺まがいの悪質な海外FX業者が存在します。そういった海外FX業者を選んでしまった場合は、悪質な口座凍結もある場合がありますのでその点は注意が必要です。
では、具体的にどのような原因で口座凍結されるのか詳しく見ていきましょう。
ここでは、海外FXで口座凍結が起こる原因についてまとめてみました。
海外FXで口座凍結される原因の一つは、海外FX業者に登録する本人情報(身分証明/住所証明)や出金先口座情報に間違いがあることです。
例えば、海外FXに登録した出金先情報と実際の出金先情報(口座番号など)に違いがあると、口座認証ができませんので、出金ができないばかりか、何度も出金指示をしているうちに不正を疑われ、口座凍結される可能性があります。
本人は悪気がなくミスしただけでも、業者からすると不正な出金が行われているかもしれないと判断することがあるのです。
実際の対応は各業者の規約にもよりますが、少なからず登録情報の不備によって口座凍結される可能性があることを、知っておくといいでしょう。
そして無用なトラブルを避けるためにも、本人情報や出金先情報は正確に入力し、不備がないようにしておく必要があります。
海外FXではそれぞれの業者が独自の規約(ルール)を設けており、その中で禁止行為や不正なトレードについて規定しています。
そしてそのような禁止行為や不正トレードを行った場合は、口座凍結されることがあります。
具体的にどのような行為やトレードが禁止対象になるのか、以下の項目を順番に確認してみてください。
海外FXを利用するためには、口座開設申請で本人の名前や電話番号など個人情報を登録しなければなりませんが、その際、虚偽の内容を登録したりすると、口座凍結される可能性があります。
例えば、口座開設者本人ではない偽名を使ったり、第三者の電話番号を登録したりすると、それは虚偽の申告をしたことになり、規約違反とみなされるでしょう。
そして規約違反に対するペナルティの一つとして、口座を凍結される場合があります。
口座開設できるのは本人のみですから、アカウント情報は必ず登録者本人の情報を入力しなければならないのです。
虚偽申告でどのようなペナルティが下されるかは、各業者の対応次第ですが、ペナルティの一つとして口座凍結があることを知っておいてください。
海外FXでは多くの業者がボーナスの受け取りについて、同一アカウントで複数の口座を開設し不正に受け取ることを禁じています。
例えば、ボーナスの受け取りが1アカウントにつき1回と決められている海外FX業者で、口座を2つ作って、2つ分の口座開設ボーナスを受け取ったら、その行為は規約違反です。
そして規約違反をしたことに対するペナルティとして、口座を凍結される可能性があります。
他人に成りすまして口座を開設し、ボーナスを不正に受け取る行為も同様に禁止行為です。
口座凍結の対象になるかどうかは業者の判断によりますが、凍結されてもおかしくない行為であることを覚えておきましょう。
FXトレードをEA(自動売買ソフト)で行っている方も多いと思いますが、実は海外FXの中にはEAのような自動売買ツールを使ったトレードを禁じているところもあります。
そのような会社でEAを使ってトレードすればルール違反となり、発覚した場合、口座凍結される可能性があるので、気を付けたほうがいいでしょう。
EAは多くの海外FX業者で許可されているので、禁止している業者などないと思いがちですが、実際にはNGにしている業者もある点に注意が必要です。
加えて、特定の口座に関してのみEAを禁じているケースがあることも知っておいてください。
FXトレードの手法の一つにスキャルピングがありますが、海外FX業者の中にはスキャルピングを禁じているところもあり、ルールを無視すれば口座を凍結される恐れがあります。
スキャルピングは短期間に何度も取引を行い小さな利ザヤを積み重ねていく手法であり、FXトレードの戦術としては非常に有効です。
しかし、この手法は業者のサーバーにかかる負担が大きく、頻繁に行われるとシステム全体を健全に保つことができなくなるので、あえて禁止行為としている海外FX業者が少なくありません。
従って、どうしてもスキャルピングで稼ぎたい場合は、スキャルピングを許可している業者で口座開設することをおすすめします。
海外FXの中には、複数口座間や複数業者をまたがった両建てを禁止しているところもあります。
両建ては、買いと売りのポジションを同一条件で同時に持つ手法のことですが、単一口座ならOKの業者が多い一方、複数口座間や複数業者を使った両建てを禁止している業者が多いのが実情です。
そしてそのような業者で複数口座間の両建てトレードを行った場合、ルール違反として口座凍結される可能性があります。
両建てに関しては業者ごとに規定が異なるので、口座開設前に確認しておいたほうがいいでしょう。
米雇用統計など相場が動きやすい経済指標発表時に、積極的にトレードを行っている方も多いでしょう。
いわゆる指標トレードですが、実はこの指標トレードを禁じている海外FX業者もあります。
禁止の理由は業者によって異なりますが、一般的には、経済指標発表時は急激な値動きが起きやすく、そのような状況は、マネーロンダリング(資金洗浄)などの金融犯罪に利用されやすいからです。
従ってこのような理由により、少なくない数の海外FX業者において、経済指標発表時だけのトレードが禁じられています。
そして、禁止事項を犯した場合、出金停止に加えて口座を凍結される場合があるので注意しましょう。
専業トレーダーでない方の中には、FXトレードを何ヶ月も行わずに口座を放置し、休眠口座になっている場合もありますが、このような状況も口座凍結される原因になります。
なぜなら、ある口座が休眠認定された場合、業者によってはその口座に対して停止措置を執行することがあるからです。
停止措置とは口座を使えないようにする措置のこと、つまり口座凍結になります。
休眠認定される基準(放置期間)は業者によって違いがあるため、事前のルールチェックが必須です。
休眠口座が凍結されることは、規約違反による凍結とは違って深刻度は軽く、連絡すればすぐ解除してもらえますが、一時的であるにせよ取引ができなくなることは間違いないので、気を付けましょう。
また、休眠認定されてから口座凍結に至るまでの流れは業者によって異なるので、あらかじめこの点の規約をチェックしたり、問い合わせしておくことをおすすめします。
本人情報や口座情報の間違いで口座凍結された場合は、各業者のサポートセンターへ問い合わせてください。
サポートセンターとは、ユーザーからの質問に答えたり、トラブルへの対処法をアドバイスしてくれる受付のことです。
登録情報の不備は虚偽でなければ規約違反にはなりませんので、事情を打ち明け解除してほしい旨を伝えれば、すぐに調べて対応してくれるでしょう。
ただし、同じことが頻繁に起きると警戒されてしまうので、情報の入力ミス等で口座凍結をしてしまった場合は、次回からミスがないよう正確に入力しなければなりません。
休眠口座から口座凍結に至った場合も、まずはサポートセンターへ連絡します。
ただしこの場合は、事情を説明した後、簡単な審査を受けたり、本人確認書類の再提出を求められる可能性があります。
本人確認書類とは、身分証明書と住所証明書の2種類の必要書類のことです。
通常は口座開設時又は出金申請を行う際に一度だけ提出しますが、口座凍結された休眠口座を解除するには、口座を再登録するために必要書類の再提出が必要になります。(業者ごとに対応は異なります)
従って、凍結された休眠口座を解除する場合は、本人確認書類を再準備しサポートセンターに問い合わせをしてください。
アカウント登録で故意に虚偽の内容を登録したり、スキャルピングや経済指標時だけの取引を行うなど、規約違反の行為や不正トレードを行って口座凍結された場合の解除は、はっきり言ってほぼ無理に等しいです。
出来ることと言えば誠意をもって謝罪するしかありません。
故意でない登録ミスや休眠認定による凍結と比べ、解除される可能性は極めて低いといわざるをえませんが、それでも一か八か、謝罪してみる価値はあるでしょう。
謝罪の方法は、規約違反したことについて絶対に言い訳をせず、行為に至った経緯を正直に告白し、二度と規約違反しないことを先方に伝えてください。
そうすれば、極めて低い確率でありながら、口座再開を許してもらえるかもしれません。
ただし、仮に謝罪して凍結が解除されても、禁止行為によって獲得した利益は出金できないことを肝に銘じておきましょう。
これまで説明してきた口座凍結の原因及び解除方法は、優良な海外FX業者でトレードし、トレーダーに過失があった場合の対応となります。
海外FX業者の中には悪質で詐欺まがいの業者も存在し、そういった業者を選んでしまうと、トレーダー自身が規約を守り禁止行為を一切行わなかったにもかかわらず、海外FX業者の側から悪質な口座凍結を受ける可能性があります。
その場合の対策としては、悪質な口座凍結や詐欺を行わない、安全に利用できるFX業者を事前に選ぶしかありません。
安全に利用できるFX業者を選ぶポイントは、以下のとおりです。
安全に利用できる海外FX業者を選ぶポイントの一つは、金融ライセンスを取得している海外FX業者を選ぶことです。
理由は、金融ライセンスを取得することは、ライセンスを受けた国の金融当局に登録されたことを意味し、FX業者としての信頼性を高めると同時に、金融当局の監督を受けながら運営を行うことになるからです。
ここに、監督とは「監視」の意味も含まれており、ライセンス登録を行ったFX業者は、当局に監視されながら業務を行うことになり、そう簡単に法令違反となる行為を行うわけにいかなくなります。
つまり、金融ライセンスを取得している海外FX業者は、悪質な口座凍結や詐欺を行う確率が極めて低く、逆に安全性や信頼性が高いということです。
従って、海外FXで悪質な口座凍結や詐欺に遭わないようにするためには、金融ライセンスを取得しているFX業者を選ぶことが必須ポイントになります。
なお、海外FX業者の中には信頼性が高いと見せかけて、金融ライセンスを取得していないところもあるので、気をつけましょう。
サイトの表示や各種サポートにおいて「日本語に対応しているか?」という点も、安全なFX業者を選ぶポイントになります。
なぜなら、日本語しか分からない日本人ユーザーが海外FXを利用する場合、英語をはじめとする外国語表記の各種案内や説明について、十分に意味を理解することができないからです。
そして悪質な業者の場合、相手が言語に不自由なのをいいことに、不当な口座凍結や詐欺を仕掛けてくるかもしれません。
ただでさえ、言語によるコミュニケーションが取れていないと、その業者の規約を理解することができず、安全で快適なトレードを行うことはできないでしょう。
従って、日本人が海外FX業者を選ぶときは、日本語でサービスが受けられるかどうか確認するようにしてください。
海外FX業者の顧客資産管理の方法は、信託保全と分別管理がありますが、より安全性が高いのは信託保全を導入しているほうになります。
信託保全とは、顧客資産の管理方法の一つで、ユーザーから預かった口座内の資金を自社の資産と区別して管理し、万が一、FX業者が倒産した場合でも、ユーザーの資産は全額補償される仕組みのことです。
この信託保全を採用しているFX業者は、信頼性が高いと判断できます。
ただし、分別管理でも業者によっては「顧客の資金は信託銀行にて保全している」という声明を公式サイトで出している会社もあり、信託保全ではないからといって一概に危険な業者というわけではありません。
もちろん必ずしも全額返還されるということではありませんが、そもそも倒産のような事態に陥る可能性が低い業者を選ぶべく、運営歴の長さやユーザーの多さなども総合的に判断して業者を選ぶ必要があります。
FX業者としての運営歴が長いかどうか。
このことも、FX業者の安全性と信頼性を見分けるポイントになります。
なぜなら、運営歴が長い業者ほど経営や財務状況が安定していて、リピーターも多いなど高い信頼性を有しているからです。
逆に、評判の悪い業者は、経営も財務状況も安定しておらず、リピーターも少なく、結果的に短い運営歴で業界から撤退することが多い‥というのが実情です。
一方、運営歴の長い業者は、長い歴史の中で、様々な問題やトラブルに対して再発防止策やメンテナンスが施されていくので、時を経てますます信頼性が増していきます。
従って、海外FX業者を選ぶときは、運営歴の長さをチェックしましょう。
チェックするときは、FX業者の運営歴全体を確認すると同時に、日本人へのサービス提供歴を見ておくことも重要です。
健全な運営歴の目安としては、最低でも3年以上。
10年以上であれば、全幅の信頼を寄せることができます。
安全に利用できる海外FX業者を選ぶときは、各業者のネットの口コミの多さと評判もチェックしてください。
なぜなら、当該業者に対するネットの口コミが多いことは、その業者が業界で一定以上のシェアを有しており、プレゼンスが高いことを意味するからです。
そして、プレゼンスの高さはその業者に対する信頼性へ繋がっていきます。
一方、口コミの多さだけでなく、評価の内容も大事です。
評判をチェックする際、運営歴、スペック、サービス、サポートなど項目ごとに見ていきましょう。
そして、それぞれで良好なコメントが多くネガティブなコメントが少ない、もしくはネガティブなコメントに対しての反論やフォローがあれば評判が良い業者ということになり、信頼できます。
関連記事:海外FX業者別の口コミ・レビュー|利用者の本音から各業者を総合評価
最後に、悪質な口座凍結を心配しなくていい、安心して利用できる海外FX業者TOP3を紹介します。
GEMFOREXは2010年、日本人によって設立された海外FX業者です。
ニュージーランドや香港を拠点に営業展開しており、運営歴10年以上の実績と歴史を通して、漸進的にシェアと継続顧客を獲得し続けています。
サイト表示から問い合わせに至るまで完全日本語対応で、日本人スタッフによるサポートが受けられるほか、経営陣にも日本人がいるという安心感を提供しています。
さらに、2019年6月にはニュージーランドの金融ライセンスも取得しており、FX業者としての国際的なステータスも確立させました。
FX業者としては、最大1,000倍のハイレバレッジトレード、無料EAの充実、豪華なボーナスキャンペーン、スプレッドなしのノースプレッド口座が利用でき利益を出しやすいサービスもそろっています。
ハイスペックでサービスが良い上、安全度や信頼性も高いGEMFOREXでは、悪質な口座凍結や詐欺を心配する必要がなく、安心かつ快適なトレードライフを満喫できるでしょう。
XMは、インド洋に浮かぶ島しょ国、セーシェル共和国に本社を置く海外FX業者です。
設立は2009年、運営歴は10年以上の実績があり、世界的な知名度も高く利用者も多いなど、海外FX業界を代表する存在となっています。
XMは日本人ユーザー向けにセーシェルの金融ライセンスを取得しているほか、本社においては審査が厳しいといわれるキプロス、さらにはイギリスやオーストラリアなど、複数の金融ライセンスを取得済みです。
過去に目立ったトラブルが起きたこともなく、出金拒否や約定拒否などの報告や悪評もほとんどありません。
FX業者としては、最大888倍のレバレッジ、最大50万円の入金ボーナス、豊富な通貨ペア、安定した約定力、追証なしのゼロカットシステムなど多数のサービスが展開されています。
日本人の利用者も多く、数々のライセンスを取得しているXMでは悪質な口座凍結を心配することなく、安心・安全なFXトレードができるでしょう。
iFOREXは、1996年に設立され20年以上の運営歴を誇る、老舗の海外FX業者です。
FXをはじめ株式、仮想通貨、CFD、商品など多彩なサービスを提供しており、日本人を含め世界中に多くの顧客を抱えるなど、世界有数の金融ブローカーとして知られています。
iFOREXは日本人向け口座の英領バージン諸島の金融ライセンスを取得しているほか、本社のあるギリシャでは審査の厳しいCySEC(キプロス)ライセンス、さらにグループ全体でも複数のライセンスを取得しています。
FX業者としてのiFOREXの特徴・メリットは、低スプレッド、ロスカット水準0%、充実したボーナスキャンペーン、日本語サポート、アプリの充実、取引画面の見やすさなどです。
出金トラブルや悪質な口座凍結などの噂もないので、iFOREXでは安全にFXトレードを行えるでしょう。